M5が気になっている人に最初に伝えたい結論は明快です。M4からM5への進化は「全部が別物」ではなく、MacBook Airでは基本体験を保ったまま、AI処理や一部の性能、メモリ帯域幅を伸ばしたアップデートです。
M5 MacBook Airは、設計思想を変えずに中身を磨いたモデル
M5搭載MacBook Airは、外観や立ち位置を大きく変えたモデルではありません。Apple公式仕様では、13.6インチまたは15.3インチのLiquid Retinaディスプレイ、最大18時間のビデオストリーミング、MagSafe 3、Thunderbolt 4ポート×2、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、12MPセンターフレームカメラ、最大2台の外部ディスプレイ対応という構成です。つまり、M4世代で整っていたMacBook Airの完成形を保ちながら、チップ世代をM5へ進めたのが基本像です。
M4 MacBook Airは、今見ても十分に新しい世代のAir
M4搭載MacBook Airは2025年3月に発表され、Apple公式Newsroomでは新色スカイブルー、最大18時間のバッテリー駆動時間、12MPセンターフレームカメラ、Apple Intelligence対応が打ち出されました。整備済製品ページでも、13.6インチLiquid Retinaディスプレイ、16GBユニファイドメモリ、256GB SSD、MagSafe 3、Thunderbolt 4×2という構成が確認できます。つまり、M4は「旧型だから大きく見劣りする」という世代ではありません。
M5の差は、AI処理と帯域幅まわりに表れやすい
Apple公式Newsroomでは、M5搭載MacBook AirはM4搭載MacBook Airより最大4倍高速なAIタスク性能を発揮すると案内されています。また、現行のMacBook Air仕様ページではM5が153GB/sのメモリ帯域幅を持つことも確認できます。毎日のWeb閲覧や文書作成では差を感じにくい可能性がありますが、AppleがM5で前面に出しているのは明らかにAI寄りの改善です。
スペック一覧
| 項目 | M5 MacBook Air | M4 MacBook Air |
| 発表時期 | 2026年3月 | 2025年3月 |
| 位置づけ | 現行世代 | 前世代 |
| CPU | 10コアCPU | M4チップ搭載 |
| GPU | 8コアまたは10コアGPU | 10コアCPU / 8コアGPU構成あり |
| Neural Engine | 16コア | Apple Intelligence対応 |
| メモリ帯域幅 | 153GB/s | Apple公式Newsroom確認範囲では明示なし |
| 標準メモリ | 16GB | 16GB |
| 標準ストレージ | 512GB構成あり | 256GB構成あり |
| ディスプレイ | 13.6インチまたは15.3インチLiquid Retina | 13.6インチまたは15.3インチLiquid Retina |
| バッテリー | 最大18時間 | 最大18時間 |
| カメラ | 12MPセンターフレーム | 12MPセンターフレーム |
| 無線 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6 | Newsroom確認範囲では明示なし |
| ポート | MagSafe 3、Thunderbolt 4×2、3.5mm | MagSafe 3、Thunderbolt 4×2、3.5mm |
| 外部ディスプレイ | 最大2台 | 最大2台 |
この表で見えてくるのは、M5はM4を全面的に作り替えたというより、Airの基本仕様を維持しつつ中身を強くした世代だということです。今回は“熟成型の更新”と見るほうが実態に近いです。
メリット
M5のメリットは、現行世代として迷わず選びやすいこと
M5搭載MacBook Airのいちばん大きい利点は、現行モデルとして安心して選べることです。Apple公式仕様ではWi-Fi 7、Bluetooth 6、最大2台の外部ディスプレイ対応、12MPセンターフレームカメラ、Thunderbolt 4×2など、日常用途から少し重めの作業まで見据えた構成になっています。これから買うなら、わざわざ一世代前を探す理由はかなり薄いです。
M4のメリットは、今でも完成度が高く、買い替え圧が強すぎないこと
M4搭載MacBook Airは、最大18時間のバッテリー駆動時間、12MPセンターフレームカメラ、Apple Intelligence対応を備えており、前世代とはいえかなり新しい水準にあります。だからこそ、M4ユーザーは焦って買い替えなくていい、という結論になります。これは地味に良い話です。
M5はAppleがAI性能を明確に押し出している
Apple公式Newsroomでは、M5搭載MacBook AirがM4搭載MacBook Airより最大4倍高速なAIタスク性能を発揮すると説明しています。AI機能やローカル推論、画像生成系の処理に関心がある人には、この差は単なる型番更新より意味があります。
注意点
M5だからといって、日常用途の体感が全員に大きく変わるとは限らない
Apple公式が強く訴求している差分はAIタスク寄りです。文書作成、ブラウジング、動画視聴、オンライン会議が中心なら、M4でも十分に快適な可能性があります。型番が1つ進んだからといって、毎日の操作感が大きく変わるわけではありません。そこは落ち着いて見たほうがいいです。
向いている人
M5 MacBook Airが向いている人
M5は、これから新しくMacBook Airを買う人、できるだけ新しい世代を選びたい人、AI機能や今後のOS展開も見据えて現行モデルを選びたい人に向いています。特に新品購入なら、M5が第一候補になるのは自然です。
M4 MacBook Airの継続利用が向いている人
M4搭載MacBook Airをすでに使っていて、今の用途がWeb、文章作成、オンライン会議、軽いクリエイティブ作業中心なら、そのまま使い続ける判断は十分合理的です。M4はまだ新しく、仕様面でも大きく古びていません。
向いていない人
M4からM5への買い替えが向いていない人
今のM4に不満がなく、用途も軽めなら、M5への買い替え優先度は高くありません。買い替えコストに対して、体感差が大きくない可能性があります。
M5 Airでは足りない人
動画編集、3D、複数ディスプレイの重運用、より高い表示品質や多い端子が必要な人は、M5搭載MacBook AirよりM5世代のMacBook Proを見たほうが合っています。Apple公式でもMacBook Proは別ラインとして、XDRディスプレイや上位チップを備えています。
M5とM4の違いは、Airの完成度を保ったまま中身を更新した点にある
M5搭載MacBook AirとM4搭載MacBook Airは、どちらも薄さ・軽さ・バッテリー・カメラ・外部ディスプレイ対応など、Airとしての基本がよく似ています。違いの中心は、M5世代でAppleがAI性能とチップ性能の向上を打ち出していることです。つまり、見た目や役割が変わる刷新ではなく、実務上の余裕を少しずつ増やすタイプの更新です。
M5を検討していて、もっと重い用途ならMacBook Proも比較対象になる
M5の話をしていると、ついAirだけで完結させたくなりますが、重い作業が前提ならM5世代のMacBook Proも視野に入ります。Apple公式では、14インチMacBook Proに14.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ、HDMI、SDXCカードスロット、3つのThunderboltポートが用意されています。AirとProはチップ名が近くても、役割はかなり違います。
FAQ
M5はM4よりどれくらい速いですか?
Apple公式Newsroomでは、M5搭載MacBook AirはM4搭載MacBook Airより最大4倍高速なAIタスク性能を発揮すると案内されています。ただし、これはAIタスクの比較であり、すべての普段使いで4倍速くなるという意味ではありません。
M4搭載MacBook AirからM5へ買い替えるべきですか?
普段使い中心でM4に不満がないなら、急いで買い替える必要は高くありません。新規購入ならM5が自然ですが、M4ユーザーは用途次第で見送って問題ありません。
M5 MacBook AirのバッテリーはM4より長いですか?
Apple公式で確認できる範囲では、M5搭載MacBook AirもM4搭載MacBook Airも最大18時間のバッテリー駆動時間です。バッテリー時間そのものが大きく伸びた更新ではありません。
M5とM4のどちらもApple Intelligenceに対応していますか?
M4搭載MacBook AirはApple NewsroomでApple Intelligence対応が案内されており、M5搭載MacBook AirもApple Intelligence向けの性能を強く訴求しています。したがって、どちらもApple Intelligenceを前提にした世代です。
まとめ
M5 MacBook Airは、M4で完成度が高かったMacBook Airをベースに、AI処理やチップの中身を強化した現行モデルです。これから買うならM5を選ぶのが基本で、現行世代としての安心感もあります。
出典

コメント